爽健美茶

爽健美茶 キービジュアル

誰にでも持ちやすい、開けやすい。ユニバーサルボトルの開発

ユニバーサルデザインをテーマにしたのオリジナル形状の設計

「ベンダー(自動販売機)でも対応できるという規格内で、持ちやすさを追求したい」というクライアントの要望に対し、お年寄りから子供まで誰にでも持ちやすく、そして開けやすいオリジナルのボトル形状をつくりました。

爽健美茶 オリジナル形状デザイン
爽健美茶 オリジナル形状デザイン

持ちやすさと美しさを両立する、ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインの考え方が普及し始めた当時、生産コストがタイトに言及される飲料パッケージ分野においては、まだ「これ」と呼べる適切なものがありませんでした。手の大小に関わらず持ち易く、また握力が弱くても滑り落としにくく、ひねり易い(キャップを開け易い)形状を模索しました。そして生産性、可搬性、自動販売機適正をクリア出来ることを条件に、見た目にも美しい形状を追求しました。

持ちやすさのための何十通りものモデル検証

径の大小、多角形の辺の数、様々なパターンのペーパーモデル、クレイモデルを作成し、実際に手に持つことで持ちやすさの検証を行いました。その上で、アクリルモックアップを4~5種作成し、実際の見た目と持ちやすさを徹底的に検証しました。

爽健美茶 CADドローイング

CADドローイングによる容器設計

CADドローイング技術で、格好の良さや新しい表現を追求します。また容積算出や製造適性を踏まえた設計が可能になります。製造メーカーへイメージの伝達が出来ます。

爽健美茶 3Dモデリング

イメージの世界を実際の形へ。3Dモデリング技術

光が当たった時に、ボトルに構成された多面がキラキラと反射し、爽健美茶ブランドの爽やかさを美しく表現した形状デザイン。正確な3Dモデリングの技術で、スケッチなどのイメージの世界を実際の形に落とし込みました。構造検討や、製造部門への伝達交渉もスムーズに行えます。

Credit
Creative Director 安間 幹 / Designer 白井 里実 / Designer 金井 雄亮